一人でのんびり秩父に行ったお話。【2017.6.23~24】②
(※前回の記事から先にお読みください。)
さてさて、今回泊まる場所は丸山鉱泉旅館さんという、横瀬の棚田近くにある旅館です。
一人旅に行った方のブログを拝見し、ここの旅館がなかなか良かったと書かれていたのでまず公式サイトを調べ部屋を見、値段を見。料理を見…ん~…「おら、ここにするだ!」
と心の中で大声で叫び決めました。
料理が豪華ですよ!そりゃここに決めるしかないですよね、うム。
場所が山奥ということで心配だったのですが「宿泊者の方は一人からでも横瀬駅から無料送迎いたします」と書かれていたのでそれを頼ることにし。もし車が出払っているといわれてしまったら歩いていこうと考えておりましたが…横瀬駅に着き電話したところ「10分ほどお待ちください~」と優しい女将さんらしき方が電話に出て下さり、横瀬駅で待つこと数分丸山鉱泉旅館と書かれたマイクロバス(より少し小さ目な車)が来てくださり運転手の方もこれまた優しそうな方で「どうぞお乗りください」と言われ誘われるまま乗り込んだところで「あああああ一人なのにこのような大きな車で来てくださって本当にありがとうございますありがとうございます」と何度も心で言いつつ気づいたら着いてました。
着いた直後に旅館の中から女将さんが出てきてくださり「いらっしゃいませ」と声をかけてくださりました。ここでも一人なのにすいませんすいませryと心で言いつつ食事の時間などを決めその後部屋に案内してくれました。
広いし涼しい。なんだ…この待遇は…。いや一人で来てよかったのかと考えてしまうようなあの、その……うん、楽しみます!(サムズアップ
本当に風通しが良くて、冷房ついてる?と思うくらいの涼しさで外から入ってきた私にとって砂漠で見つけたオアシs
一通り部屋を見た後、汗をかいていたのもありお風呂へ向かうことに。
時間は16時40分くらい。このぐらいの時間なら誰か入浴してる方いそうだなぁと考えつつ、鉱泉旅館さんの薬草温泉へ。ここでは日帰り入浴もやっているため、繁忙期などはお客さんが多そうなイメージ
お風呂へ向かう途中少し坂(館内からお風呂へ向かうときはこちらが下り)なのですがお風呂からあがってきたであろう年配の方が(上りの坂道なこともあり)少しだけ歩くのが大変そうな感じがしました。大丈夫かな…。
そしてお風呂へ行った際なんと誰もいない。
だれも いない 。
やったーーーーーー貸し切りだーーーーーーー!!!!
よーしわたしいろいろやっちゃうぞーーーーー!!!!
まぁ特に何をしたわけでもないんですが!!!!!!!
露天風呂で少し足を伸ばさせていただきました。
前述したとおり山奥なこともあり、露天風呂の風が涼しい涼しい。
ずっと入っていられそうでしたが夕飯の時間も迫っていたため、少し長風呂をしそのまま出ました。この間誰も来なかったのは奇跡かなって。(平日金曜日夕方なこともありたぶん人がいなかった)
そして部屋へ戻りテレビを見つつ疲れをとっていたらいきなり部屋に備え付けの電話が鳴り「ヘェン!!!???」という謎の奇声をあげました。お風呂入ってほっこりして完全に気を抜いておりました…。
どうやら夕飯の準備ができたようでご準備してお待ちくださいとのこと。
待望の料理だーーーー!!!!!!!
わざわざ知らせてくれるとは本当にありがてぇ…母ちゃんここはいいところやでぇ…。
しばらくしたらノックの音が聞こえ、少し離れた部屋へ案内してくださいました。
「!!!!!!!!!!!!!」
めっちゃ…おいしそう…。
やはり料理がたまりません(*´Д`)
女将さんが料理の説明してくださり、実食!
美味し。ひたすら美味し。ここが食戟の○ーマの世界だったら服がはじけ飛んでるところですが、それは脳内だけの妄想にしておきましょう。
左側にあるお釜の中身は山菜ごはん。
そして右側は。
美味しい…っ…!実に美味しい…っ!
この日食べたのがジェラートとかき氷とラムネと朝ごはんのマフィンとヨーグルトだけだったのもあり、余計に美味しく感じました。
最後にデザートとうどん(右上のお椀に入ってるもの)が来まして最後まで満足して食べきることができました。
その後秩父名産のみそポテトと焼きおにぎりをお夜食でどうぞとのことで部屋へ持って帰りましたがさすがに夜遅くに食べると太りそうかなと考えたりでも残すのは忍びないと思い部屋へ戻ってすぐにいただきました。本当になにもかもがおいしかったです。ありがとうございました!
部屋に戻ったら布団が敷かれていたのでそのままダイブ。
このまま寝てしまおうかと考えてましたが、時刻はまだ20時くらい。さすがに早かったので、明日どこを回ろうかと考える時間に。
一日目で予定していた大体のところは見てしまったので二日目はどこへ行こうかと…、土曜日で混むであろうことも考えあまり遠くないところがいいかなと考えていたのですが突然脳内に「金が…ほしいか…」と謎の音声が流れ、一瞬にして和同黒谷の和同開珎見に行くことに決めました。
(※わらじカツのことは完全に頭から消えていた)
あと一週間ほど遅ければ、棚田で蛍が見れたようなのですが少しだけタイミングが合いませんでした。一人でなかったら夜少し散歩も兼ねて棚田を見に行ったかもしれませんが、さすがに女子一人で出歩くのはまずいかなと。なのでツイッターを更新しつつ、テレビを見ながらごろごろしていたらいつの間にか眠ってしまったようで、気づけば深夜0時を回っていました。そしてそのまま再度スヤァ。おやすみなさい。
【二日目】
おはようございます。キノコさんが寝不足体で発見されましたーーーー。
途中でちょこちょこ目が覚めては寝てを繰り返していたのであまりぐっすりはできませんでした。もともとあまりぐっすりできる体質ではないので仕方ないネ!
そんなわけで朝6時30分からお風呂が開いているということで、服を着替えそそくさと。向かう途中「朝食会場」と書かれた場所があり、朝食はもしや大広間で他の宿泊客の方と一緒に食べるのかなと思いつつお風呂へ。
昨日に引き続き、お風呂には人がおらずここでものんびり足を伸ばすことができました。この時間に入浴したら、お風呂の一番左側の湯船にシートがかけられており入れない状態になっておりました。まだ準備中だったかな?
相変わらず露天風呂が涼しい…いい眠気覚ましです。
軽くシャワーなどをあび、部屋へ戻りまだ時間があったので二度寝。スヤァ。
そんなことをしていたら朝ごはんの時間に。
想像した通り、朝食会場にはすでに2グループほど宿泊客が。
一人気まずいかなと思っていたのですが、何人か一人で来ているお客さんもいたのでそこまで気まずい思いをすることもありませんでした。
しいて気まずい思いをした個所をあげるとするなら、朝食で出た豆乳鍋の蓋が完全に中身とくっついており、食べたいのに蓋が開けられなかった(触るとめっちゃ熱い)ことかなって…割りばしの紙を利用して熱い器を触りつつあけました。やけどせずにすみましたやったね!
そして朝ごはんもそこそこに(おいしかったです!)、部屋に戻ってチェックアウトの準備準備。
行きはバスで通った道を今度は歩きで、棚田を見るのも含めのんびりと横瀬駅まで歩こうかなと。時間にして旅館から駅までは30分ほどだったので、電車の時間も考慮し9時30分には出発。
丸山鉱泉旅館さん、快適で部屋の設備や女将さんの対応もとてもよく、食事もおいしかったのですが 、一つだけ。網戸の隙間から虫(ちっちゃいやつなのですが)が入ってきたことがちょっと怖かったかなと。女性一人で、なおかつ虫が苦手な方は泊まる時気を付けた方がいいかもしれません、はい。でもそれ以外はとてもよかったので、個人的には冬あたりにまた泊まりに来たいなと感じました。
さて、そんなわけで棚田を見つつ駅まで向かいます。
「おお~…」
と、写真ではなかなか伝わりづらいと思いますのでぜひぜひ行ってみてください。
この日若干曇っていたのですが 、棚田が開けているのもあり歩いているとひたすらに風が涼しいです。ずっと見ていても飽きない場所でした。すごい、棚田…。もう少ししたらここに蛍が飛ぶんだなと考えるとしんみりしますね。
さて、マップを見ながら進んでいたのですが、途中まだ横瀬駅ではないはずの場所に「横瀬駅入り口」と書かれている場所があり、もしやこれ見つけてしまうと都市伝説で噂の某駅に行ってしまうんじゃと考えてしまうくらいよくわからない場所に入り口が表示されておりました。まじでなんだったんだ。
そんなわけで横瀬の駅へ。電車が来るまで10分ほどあったのでこの後の予定について考えて時間をつぶしてました。
一度西武秩父へ行き、カバンをロッカーに預けてから御花畑駅へ行き、そこから和同黒谷へ行こうかなと。さすが土曜日だぜと思うくらいの人がいて、御花畑駅も案の定ドットコムでした。でも座れたのでオッケーです!
このあと秩父に滞在した時間はわずか2時間ほどなのでハイライトで。
和同黒谷で降り、和同開珎のオブジェをパシャリ。
電車が来てるのに自撮りしてるおなご二人がいらしたが、そちら電車は間に合ったのかの?
…などと考えつつ、和同遺跡へ。
和同遺跡は金運アップの銭神様という神様を祀って(?)いるらしい。
昨日とはうって変わって、土曜日なこともあり車もにぎやか。警備員さんも大忙しです。ここら辺は、「和同~」というお店がたくさんありましたね。さすが発祥の地。
看板に従って進んでいくとすぐそこが和同遺跡の入り口。階段を上り、お清めをして境内へ。
おおおお!
和同開珎の守り神みたいな感じで手前にいる狛犬(?)がなんだか強そうです。
さてさて、まだ奥にも参拝経路はあったようなのですが、時間の関係で長居はできず遺跡で和同開珎を見て早々に西武秩父の駅まで戻りました。
和同黒谷の駅へ向かったとき、タイミングよく人がおらずこんな写真を撮影(加工済み)
「きゅる…」
こういう駅の雰囲気、個人的にとても大好きです。
そんなわけで西武秩父の駅へ戻り、西武線の出発時刻までのんびり祭の湯で過ごすことに。…そういえば、最初に祭の湯を見たときから大江戸温泉に近いものを感じていたのですが、大型温泉施設ってだいたいこんなかんじなのかな?
行きはレッドアローを使ったのですが帰りは各停で飯能まで向かいます。50分くらいかな。そして帰宅!
1日と半分くらいの秩父一人旅でしたが、とても楽しめてのんびり過ごすことができました。いままで一人旅っていうと、適当にビジネスホテルをとって適当に探索して…という感じでただの「遠くに行きたい」という気持ちだけの行動だったのですが今回初めて旅館を予約し、見たいところを見て満足のまま帰宅するということが出来たので自分で自分に花丸をあげたいくらいの気持ちです。
こうやって自分の行った場所の記録を写真に収めてブログに書いて、少しでも誰かに「旅行(一人でも二人でも)って楽しいんだよ」ってことが伝わればうれしいです。
無理に行くものでもないし、遠慮しながら行くものでもないし、どうせ行くなら楽しいほうがいいなと思い私は今回一人旅を選びました。
行きたいと思ったら後先考えず行ってしまうタイプなの後悔も多いのですが、旅行に行くならそれを覆うくらいの楽しみをもって帰ってきたいと思うのが私の気持ちです。
行くなら楽しもう!って感じですね!人生長くないんだし、やりたいことはやらなきゃ損です。経済的にできないとか、理由によっては仕方ないこともありますが、そうでないならぜひ行ってほしいなと思います。
これからも旅の記憶は更新していくかと思いますが、お付き合い下さるとうれしく思います。
ブログの書き方はこれから勉強しますウィッス…見にくかったらすいませんがんばりますん!
閲覧ありがとうございました!